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知られざる石原慎太郎 その1

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【藤井厳喜】石原新党の躍進に期待!第三極でない新しい国民政党の誕生

中国広州の南方人物週刊が、石原慎太郎知事を単独取材した。
 
あなたの知らない石原慎太郎
編集者の言葉
 
石原慎太郎の名前を言うと、中国の民衆がすぐさま次のようなたくさんの言葉を想像するだろう。
日本の右翼、反中人物、軍国主義者、民族主義者、国粋主義者、扇動者、トラブルメ-カー・・・・
中国のメディアが石原氏によく張り付けこれらのレッテルは、間違いなく、何れもポジティブなもの
ではない。
人にレッテルを貼るのは、表面上の便利さがあると同時に、問題を簡略化する欠点もある。
レッテルを貼ること自体は、事実上、既に一種の評価を下したことになる。しかし、評価を出す前
に評価を出す前に評価される相手とその行為に対して、真実に基ずいて客観的に認識すること
こそ公認されるべき態度ではないだろうか。残念なことに、これまでの中国メディアは一度も石原
氏を取材し、深く報道したことがなかった。石原慎太郎の名前を引っ張り出して批判する記事は
多いのだが、多くは彼の片言に対する激しい応酬に止まるもので、その人物やその言行に対す
る全面的な調査をした上で書いたものが少ない。
真実の石原慎太郎は、幾つかのレッテルで表現できるものではないだろう。彼は政治家であり、
作家であり、演出家であり、航海の冒険家でもある。嫌中であり、嫌米でもある。彼は国際的な
トラブルメ-カであり、日本国内のトラブルメ-カでもある。彼は日本人が優れていることを強調
すると同時に日本とアジアの共存も主張している。彼は神風特攻隊員を謳歌し、南京大虐殺の
数字や靖国神社参拝に疑問視もする。また、日本の戦前体制に反感も持つ。彼は現体制下の
中国を否定しながら、中国の歴史や文化が好きである。彼は扇動者であり、しばしば大衆の神
経を刺激する発言をし、日本のさまざまな弊害を強く批判しながら、日本で最も人気の高い政治
家の1人でもある・・・・
 
以上は中国の雑誌編集の前書きになります。
次回知られざる石原慎太郎 その2に続きます。
 

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